個人的にはストロボでライティングした写真を撮る事が好きです。人の目には一瞬ピカッと光っただけの出来事ですが、仕上がりを予想し時に裏切られ、見えていない世界をあれこれ創造しながら写真が出来上がるのを待つあの何とも言えない時間が好きです。
上中のTIFFANYの写真は、自分達の指輪を結婚報告のハガキ用に撮影したものです。自分は空撮と呼ばれる飛行機からの特殊な撮影から、ファッション、建築、スポーツ、物撮りと、様々なジャンルの撮影をしてきました。本来であれば、この広告写真の世界ではこの一つ一つのジャンルのカメラマンには巨匠と呼ばれる人達がいて、自分のようになんでも撮れますといったスタンスは余り格好の良い事ではないのかも知れません。しかし、嫁に写真を贈れるくらいになるまで様々なチャンスを与えて下さった上司や仕事仲間には感謝の気持ちでいっぱいです。

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